ゴールショー
ごーるしょー
ゴールショーとは、両チームが多数の得点を記録する点の取り合いになった試合、または一方のチームが大量得点を挙げる試合を指すサッカー用語です。通常、合計で6点以上が入るような試合に対して使われます。守備が機能せず、攻撃的なプレーが連続することで点が入り続ける展開となり、観客にとっては非常にエキサイティングな試合となります。歴史的な例としては、2016年のリヴァプール対ノリッジ・シティの5-4、2018年のレアル・マドリード対パリ・サンジェルマンの3-1(合計5-2)などがあります。また、2014年ワールドカップのブラジル対ドイツ(1-7)は一方的なゴールショーの例です。ゴールショーは戦術的な均衡が崩れた時や、両チームが攻撃を優先した時に発生しやすく、守備の脆弱性が露呈した結果でもあります。エンターテインメント性は高い一方で、守備陣にとっては反省材料となる試合です。テレビ放送や観客動員の観点からは魅力的な試合とされます。