サッカー用語辞典

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キープ

きーぷ

キープとは、ボールを相手に奪われないように保持し続けることを指すサッカー用語です。「ボールキープ」とも言われ、体を使って相手とボールの間に入り、相手からボールを守りながら保持する技術を指します。特にフォワードが相手ディフェンダーを背負った状態でボールを受け、味方の上がりを待つ際に重要な技術です。キープ力の高い選手は、体の強さ、低い重心、細かいボールタッチ、周囲の状況把握能力を兼ね備えています。また、攻撃のリズムを作ったり、試合終盤に勝っている状況で時間を使うためにもキープは有効です。ディディエ・ドログバやディエゴ・コスタは、強靭なフィジカルを活かしたキープ力で知られていました。現代サッカーでは、プレッシャーが激しいため、キープ力は全ポジションで求められる基本技術となっています。