バー

ばー

バーは、サッカーのゴールを構成する水平方向の横木を指し、「クロスバー」とも呼ばれます。地上から2.44メートルの高さに設置され、両サイドのゴールポストを結びます。シュートがバーに当たって跳ね返る場面は、試合の運命を左右する劇的な瞬間となることが多いです。バーの上を越えるシュートは「枠外」、バーに当たって跳ね返った場合はプレー続行となります。技術的には、バーの下をくぐらせるループシュートや、バーの内側を叩く強烈なシュートが得点パターンとして知られています。有名な場面として、1966年ワールドカップ決勝でのジェフ・ハーストのシュートがバーに当たってゴールラインを割ったかどうかの「疑惑のゴール」があります。