サッカー用語辞典

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ゴールライン

ごーるらいん

ゴールラインとは、ピッチの両端に引かれた境界線であり、ゴールポストの間を含む短辺のラインを指すサッカー用語である。正式には「ゴールライン」と呼ばれ、タッチラインと並ぶピッチの基本的な境界線である。長さは45メートルから90メートルの範囲で、各スタジアムによって異なる。ゴールラインの中央部分、ゴールポストクロスバーで囲まれた部分がゴールとなり、ボールが完全にこのラインを越えた時に得点が認められる。ボールの一部でもラインにかかっていれば、まだ越えていないと判定される。この判定は時に非常に微妙であり、誤審の温床となっていたが、現在はゴールラインテクノロジー(GLT)が導入され、ボールがラインを完全に越えたかを瞬時に判定できるようになった。ゴールラインからボールが出た場合、攻撃側が最後に触れていればゴールキック、守備側が最後に触れていればコーナーキックとなる。また、ゴールキーパーゴールラインを守る位置取りは「ゴールライン技術」と呼ばれ、シュートストップの基本である。ゴールライン際の攻防は試合の緊張感を最も高める場面の一つである。