サッカー用語辞典

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総当たり戦

そうあたりせん

総当たり戦とは、参加する全てのチームが互いに対戦する試合方式を指すサッカー用語です。英語では「Round Robin」と呼ばれます。リーグ戦の基本形式であり、通常はホームアンドアウェイ方式で各チームと2回(ホームとアウェイで1回ずつ)対戦します。この方式により、全チームが公平な条件で対戦し、真の実力がリーグ順位に反映されやすくなります。例えば、20チームが参加するリーグでは、各チームが38試合(19チーム×2)を行います。総当たり戦は、トーナメント方式と異なり、1回の敗戦で終了することなく、長期的な安定性が試されます。主要リーグ(プレミアリーグラ・リーガセリエA、ブンデスリーガなど)は全て総当たり戦形式を採用しています。一方、ワールドカップグループステージは1回総当たり戦(各チームと1回のみ対戦)が採用されています。