サッカー用語辞典

← 用語一覧に戻る

ホームアンドアウェイ

ほーむあんどあうぇい

ホームアンドアウェイとは、2チームが互いのホームスタジアムで1試合ずつ、合計2試合を行う対戦方式を指すサッカー用語です。主にカップ戦のノックアウトステージやヨーロッパの国際大会で採用されています。チャンピオンズリーグヨーロッパリーグ決勝トーナメントでは、この方式が長年使用されてきました。2試合の合計スコア(アグリゲート)で勝敗を決定し、同点の場合はアウェイゴール数、それも同じなら延長戦PK戦で決着をつけます。ただし、2021年からアウェイゴールルールは廃止されました。ホームアンドアウェイ方式のメリットは、両チームに公平な機会を与えることですが、日程の長期化というデメリットもあります。第1戦と第2戦の間に戦術を調整する時間があるため、監督の采配が重要になります。国内リーグでも同じ対戦カードを年2回、それぞれのホームで行う形式が一般的で、これもホームアンドアウェイの一種と言えます。