サッカー用語辞典

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インサイドキック

いんさいどきっく

インサイドキックとは、足の内側(親指の付け根付近)を使ってボールを蹴るサッカーの基本技術です。最も正確性が高く、コントロールしやすいキックとして、パスの際に最も頻繁に使用されます。インサイドキックは、ボールとの接触面積が広いため、方向性が安定し、狙った場所に正確にボールを送ることができます。ショートパスからミドルレンジのパスまで、幅広い距離で使用されます。また、ゴール前での正確なシュートや、ペナルティキックでもインサイドキックが用いられることが多くあります。育成年代から最初に習得すべき基本技術とされ、サッカーのあらゆるプレーの基礎となります。インサイドキックの精度は、選手の技術レベルを測る重要な指標の一つです。シャビ・エルナンデスやアンドレス・イニエスタは、卓越したインサイドキックの精度で知られています。