サッカー用語辞典

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ディープライイングプレーメーカー

でぃーぷらいいんぐぷれーめーかー

ディープライイングプレーメーカーとは、守備的な深い位置からゲームメイクを行う選手を指すサッカーの戦術用語です。主にボランチ守備的ミッドフィールダー)のポジションで、ディフェンスラインの前方や時にはディフェンスラインに降りてボールを受け、そこから正確なパスで攻撃を組み立てます。イタリア語でレヒスタとも呼ばれ、高い視野、パス精度、戦術理解が求められます。アンドレア・ピルロがその代表例として知られ、深い位置から長短のパスを駆使してゲームをコントロールしました。現代では、トニ・クロース、セルヒオ・ブスケツ、ジョルジーニョなどが典型的なディープライイングプレーメーカーです。この役割は、単なるパサーではなく、守備への貢献も求められ、相手のプレッシングをかわす技術や冷静な判断力が必要です。ポゼッションサッカーにおいて、極めて重要な役割を担います。