ファインセーブ
ふぁいんせーぶ
ファインセーブとは、ゴールキーパーによる素晴らしいセーブ、特に技術的に高度で美しい守備的プレーを指す用語である。通常であればゴールとなるような強烈なシュートや絶妙なコースのボールを、反射神経や身体能力、ポジショニングの良さによって防ぐことを称賛する表現として使われる。ファインセーブには、ダイビングセーブ、ワンハンドセーブ、足でのブロックなど様々な形態があり、試合の流れを変える重要なプレーとなることが多い。歴史的にはレフ・ヤシン、ゴードン・バンクス、ジャンルイジ・ブッフォンなどの名ゴールキーパーが数々のファインセーブで記憶に残る場面を作り出してきた。現代サッカーでは、ゴールキーパーの技術が向上し、かつては不可能と思われたようなセーブも見られるようになっている。ファインセーブは守備の要としてチームを救う決定的なプレーであり、攻撃側のゴールと同等の価値を持つとされる。