サッカー用語辞典

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視野

しや

視野とは、サッカーにおいて選手が周囲の状況を認識できる範囲や能力を指す用語です。広い視野を持つ選手は、ボールを見ながらも周辺視野で味方や相手、空いているスペースを把握でき、より適切なプレー選択ができます。視野の広さは、首振りスキャニング(周囲を確認する動作)によって確保されます。特にミッドフィールダープレーメーカーには、360度の視野が求められ、プレッシャーを受けても冷静に次のプレーを選択できる能力が重要です。シャビ・エルナンデス、ルカ・モドリッチ、ケビン・デ・ブライネなどは視野の広さで知られる選手です。視野の広さは、状況把握能力、認知能力、判断力の基礎となり、サッカーIQの高さを示す重要な指標です。若年層の育成においても、視野を広げるトレーニングが重視されています。