サッカー用語辞典

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サイドアタッカー

さいどあたっかー

サイドアタッカーとは、フィールドの左右サイドから攻撃を仕掛ける選手のことで、ウイングサイドハーフとも呼ばれます。主な役割は、ドリブルで相手サイドバックを突破してクロスを上げること、カットインしてシュートを放つこと、中央の選手にスペースを作ることなどです。高いスピード、ドリブル技術、クロスの正確性が求められ、1対1の局面を打開する能力が重要です。近年では、逆足側のサイドでプレーして中央にカットインするインサイドフォワードとしての役割も増えています。例えば、右利きの選手が左サイドでプレーし、中央に切り込んでシュートを狙うスタイルです。モハメド・サラーやアリエン・ロッベンがこのタイプの代表的な選手です。伝統的なウイングタイプとしては、クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド時代)やライアン・ギグスなどが挙げられます。現代サッカーでは、守備貢献も求められ、攻守両面で高い運動量が必要とされるポジションとなっています。