サッカー用語辞典

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ファーサイド

ふぁーさいど

ファーサイドは、ボールから見て遠い側のエリアを指すサッカー用語です。クロスセンタリングの場面で特に重要な概念となります。例えば、左サイドからクロスが上がる場合、ゴールの右ポスト側がファーサイドとなります。ファーサイドへのクロスは、守備者が対応しにくく、攻撃側の選手が走り込んでシュートを打ちやすいという利点があります。また、ゴールキーパーから最も遠い位置であるため、セービングが難しくなります。戦術的には、ニアサイドでおとりの動きをして守備者を引き付け、ファーサイドでフリーの選手がシュートを打つという攻撃パターンが効果的です。コーナーキックでもファーサイドへのボール供給は重要な戦術オプションです。反対に守備側は、ファーサイドの選手をマークし、クロスに対する対応を準備する必要があります。ニアサイドとの対比で理解することが重要です。