フィードパス
ふぃーどぱす
フィードパスとは、後方から前線へと送る供給パスを指すサッカー用語です。特にディフェンダーやボランチが、フォワードや攻撃的ミッドフィールダーに対して送るロングパスやスルーパスを指すことが多くあります。フィードパスは、相手の守備ラインを突破し、攻撃のスピードを上げる効果があります。精度の高いフィードパスは、カウンターアタックやビルドアップの起点となり、決定的なチャンスを生み出します。ディープライイングプレーメーカーやレヒスタと呼ばれる選手は、優れたフィードパス能力を持っています。トニ・クロース、ケヴィン・デ・ブライネ、タイ・アレクサンダー・アーノルドなどは、正確で創造的なフィードパスで知られています。統計的には、フィードパスの成功率や、そこから生まれたチャンス数が評価指標となります。現代サッカーでは、後方からの正確なフィードパスが、攻撃の多様性を生む重要な要素とされています。