サッカー用語辞典

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ペナルティスポット

ぺなるてぃすぽっと

ペナルティスポット(Penalty Spot / Penalty Mark)は、ペナルティエリア内に設置された、ペナルティキックを蹴る位置を示すマークである。ゴールラインから11メートル(12ヤード)の距離に位置し、ゴールの中央から等距離の場所に設置される。直径は約22cm(9インチ)の円形のマークである。ペナルティキックが与えられた場合、キッカーはこのスポットにボールを置いて蹴らなければならない。キッカー以外の選手は、キックが行われるまでペナルティエリアの外、かつペナルティスポットから9.15メートル(10ヤード)以上離れた位置で待機しなければならない。このため、ペナルティスポットを中心とした半径9.15メートルの円弧(ペナルティアーク)がペナルティエリアの外側に描かれている。ペナルティスポットからのキックは、ゴールキーパーキッカーの1対1の対決となり、サッカーにおいて最も緊張感の高い場面の一つである。歴史的には、重要な試合の決勝ペナルティキックがこのスポットから蹴られ、勝敗を決してきた。ペナルティキックの成功率は一般的に70-80%程度とされる。