ペナルティエリア
ぺなるてぃえりあ
ゴールを中心として、ゴールライン上で横16.5メートル、前方に16.5メートル(18ヤード)の長方形で区画される特別なエリア。この区域内で守備側チームがファウルや意図的なハンドを犯した場合、相手チームにペナルティキック(PK)が与えられる。これはサッカーにおける最も厳しいペナルティの一つであり、得点に直結する可能性が高いため、このエリア内での守備は特に慎重さが求められる。また、ペナルティエリア内はゴールキーパーが手を使える唯一のエリアでもある。エリアの前端中央にはペナルティマーク(ペナルティスポット)が設置され、ゴールラインから11メートル(12ヤード)の位置にある。エリアの外側にはペナルティアーク(D字のライン)が引かれており、PKの際に他の選手がペナルティマークから9.15メートル以上離れるための目印となる。セットプレーやクロスボールの対応、ゴールキーパーの飛び出しなど、このエリアでは試合の重要な場面が展開される。