サッカー用語辞典

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ツートップ

つーとっぷ

フォーメーションにおいて、最前線にフォワードを2人配置する戦術システム4-4-23-5-2などのフォーメーションで採用される。2人のフォワードが互いに補完し合うことで、ワントップよりも攻撃の厚みを増すことができる。典型的な組み合わせとして、ポストプレーが得意な大型フォワードとスピードのあるストライカー、得点力のある2人のストライカー、1人が下がってゲームメイクに参加するタイプなどがある。2人の連携、いわゆる「コンビネーション」が重要で、相手ディフェンダーを引きつけ合ったり、パス交換で突破したりする。守備時も2人で最前線からプレスをかけやすく、相手のビルドアップを妨害できる。一方、中盤の人数が減るため、ボール支配率では不利になることもある。歴史的には、インザーギとシェフチェンコ、ドログバとアネルカ、日本では武田修宏と三浦知良などの名コンビが知られる。近年は中盤重視の傾向からワントップが主流だが、状況に応じてツートップに変更するチームも多い。