グラウンドデュエル

ぐらうんどでゅえる

グラウンドデュエルとは、地上でのボールを巡る1対1の競り合いを指すサッカーの統計用語です。ドリブルでの突破と守備、パスカットの試み、ルーズボールへの寄せなど、空中戦以外のすべての直接対決が含まれます。グラウンドデュエルの勝率は、選手の身体能力、技術、判断力、積極性を測る重要な指標となります。特にミッドフィールダーやディフェンダーにとって、グラウンドデュエルでの優位性は試合を支配する上で不可欠です。現代サッカーの分析では、グラウンドデュエル勝率が詳細に記録され、選手評価の重要な要素となっています。エンゴロ・カンテ、カゼミーロ、デクラン・ライスなどは、高いグラウンドデュエル勝率で知られています。対義語はエアリアルデュエル（空中戦）で、ヘディングでの競り合いを指します。総合的なデュエル能力が、現代の万能型選手には求められています。