サッカー用語辞典

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サイドライン

さいどらいん

サイドライン(Sideline / Touchline)は、サッカーのピッチの長い方の境界線のことである。正式には「タッチライン」と呼ばれ、競技規則で定められたフィールドの一部である。ピッチは長方形であり、サイドラインゴールラインより長くなければならない。国際試合では、サイドラインの長さは100-110メートル、幅は64-75メートルと規定されている。ボールがサイドラインを完全に越えた場合、スローインによってプレーが再開される。サイドラインを越えたボールに最後に触れたチームの相手チームが、スローインの権利を得る。サイドライン沿いには、副審(ラインズマン)が配置され、オフサイドの判定やボールがラインを越えたかの判定を行う。また、サイドラインの外側にはテクニカルエリアベンチが設置され、監督やコーチングスタッフ、控え選手が待機する。戦術的には、サイドライン際を使った攻撃(サイドアタック)が重要であり、ウインガーやサイドバックがこのエリアを活用する。サッカーの基本的なフィールド構造の一部として、あらゆる試合で重要な役割を果たす。