サッカー用語辞典

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アディショナルタイム

あでぃしょなるたいむ

アディショナルタイムとは、前半または後半の規定時間終了後に追加される時間のことを指す正式なサッカー用語です。英語では「Additional Time」または「Stoppage Time」と呼ばれます。日本では「ロスタイム」という呼称も広く使われていますが、国際サッカー連盟(FIFA)やサッカー競技規則では「アディショナルタイム」が正式名称とされています。この時間は、試合中の負傷者の治療、選手交代、ボールの交換、VARビデオ・アシスタント・レフェリー)による判定確認、タイムウェイスティング時間稼ぎ)などで失われた時間を補うために主審が裁量で決定します。アディショナルタイムの長さは前半・後半それぞれ独立して計算され、通常1〜6分程度ですが、重大な中断があった場合はそれ以上になることもあります。近年の国際大会では、より正確な実質プレー時間を確保するため、アディショナルタイムが長めに設定される傾向にあります。